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【日本語入力の速さを追求すると、キーボードは必然的に親指シフトになる・・・】
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■親指シフト 親指シフトキーボードは、富士通がワープロ専用機 OASYS （現在は生産終了）の開発にあたって独自に設計し、入力オペレーターなど大量の文字を入力する人たちの支持を得てきました。ローマ字入力に比べて指の負担が少なく、高速に正確な入力が行える点が特徴ですが、パソコンでも親指シフト入力が可能です。私も、日本語文書は親指シフトで入力しています。（プログラミングは、当然ですがローマ字入力です。）Word 2003＋ATOK2006＋親指ひゅんＱ、これが最強・最速の日本語入力環境です。（→この組み合わせ、日本に何人いるだろう。）親指シフトでは、思考を全く妨げない入力ができます。指も疲れず、長文作成も楽々。しかも、超高速連打が可能！！ 日本語入力は、断然、親指シフトです。腕に自信のある方、競争してみませんか？ おそらく私の勝ちでしょう。 さて、日本を代表するコンピュータメーカーが参集して「日本語入力コンソーシアム」という組織をつくりました。日本語入力コンソーシアムは、OASYSの親指シフト配列をもとに、より効率を高めたNICOLA（ニコラ）配列を策定しました。現在、より多くの方にNICOLA配列を使ってもらえるようにするために、NICOLA配列のJIS化に向けての活動が行われています。 この親指シフト、依然、マイナーな入力方式なのですが、Windows用をはじめ、MS-DOS，Mac，Linux 用などのオンラインソフトが公開されています。Windows用としては、日笠さん作の「親指ひゅんＱ」 （フリーソフト）があります。これがＪＩＳ配列キーボードを擬似的にNICOLA配列（日本語入力コンソーシアムレイアウト）に、つまり、親指シフトキーボードにしてくれるのです。また、「Q's Nicolatter」も親指シフトを実現するソフトです。こちらは、堀川 久さん作のシェアウェアです。JISローマ字入力と親指シフト入力を簡単に切り替えることができます。また、TRON , 新JIS , ５０音などにも対応しています。 ■親指シフトキーボード 富士通コンポーネントから発売されているUSB親指シフトキーボード(FKB8579-661)を購入しました。東京へ行ったときに、表参道の富士通専門店「アクセス」で買ってきました。JapanistというIMEも同梱されてい ます。私は以前からJUSTSYSTEMのATOKを使っていますので、今回はJapanistは使用せず、そのかわりに、親指ひゅんQ＋ATOK14で 親指シフトを実現しています。このキーボード、コンパクトで打ち心地も最高です。キータッチもしっかりしていますし、ストロークも十分あります。少々高価なのが・・・。
■ノートパソコンの疑似親指シフト ノートパソコンには、キーボード前面にシールを貼って親指化しています。ソフトは、親指ひゅんQです。
ThinkPad240Zには、インクジェットプリンタ用のホワイトフィルム用紙に印刷し、写真のようにをキーボード手前の厚みの部分に貼って使用しています。黒地に白抜き文字にしました。ThinkPadのブラックボディによくマッチしています。また、Let's NOTEのキーボードは、写真では確認できませんが、キーボード表面を透明フィルムでコーティングし、色落ちを防いでいます。どちらも、１時間程ででき、特に苦労はありません。お試し下さい。 親指シフトに適したキーボードの条件は、まずキータッチが軽いこと、そして「無変換」キーと「スペース」キーの境目が、「C」と「V」キーの境目よりも右側にあることです。 入力時は、左手を少し外側へひねった格好にしないといけませんが、慣れれば違和感は全くありません。 ・・・ということで、私は親指シフトキーボードを支持します。→「私たちは、親指シフト・キーボードを支持します」へ（私も協賛者です。）
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